旧正月という言葉をよく聞きますよね。正月の「旧」ってどういうこと?となりませんか。
旧正月が気になる方必見!
旧正月とは
旧暦のお正月のことです。旧暦とは日本では明治5年まで使われていた暦(こよみ)のことです。
旧暦は月の満ち欠けが基準、新暦は太陽の動きを基準にしています。旧暦は1年を354日としているので、新暦に置き換えると毎年旧正月は日付が異なります。
2023年は1月22日(日)です。
現在、旧正月を祝う国は中国、ベトナム、韓国等中華圏が多いです。
日本で旧正月を祝わない理由
- 旧正月は休みではないから
- 旧正月は毎年日程が違うから
- 新暦に馴染んだから
- 欧米諸国の文化を積極的に受け入れたから 等諸説あり
日本で残る旧正月文化
沖縄や南西諸島などでは旧正月文化が残っています。その他、中国人の多いチャイナタウン等では旧正月が祝われます。
沖縄での旧正月の定番料理
豚肉を食べるのが特徴です。ソーキ汁、クーブイリチー、ラフテーです。
他の国での祝い方
中国
旧正月を「春節」と呼んでいます。
街中は縁起のいいとされる赤色の飾りで染まります。爆竹を鳴らしたり紅包というお年玉を渡したり、水餃子、魚、年糕という餅を食べます。
韓国
旧正月を「ソルラル」と呼んでいます。
茶礼という先祖を供養する儀式を行います。その後、トッククを食べ、親族や近所の方に挨拶をします。
台湾
旧正月を「春節」と呼んでいます。
年越し商品を販売する歳末市が恒例です。大みそかには年菜と呼ばれる伝統料理を食べるのが一般的です。年糕、長年菜、水餃子も定番です。
まとめ
旧正月について、いかがでしたしょうか?国や地域によって祝う日が異なりますので、是非参考にしてみてください。
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